最近、苫米地式を名乗る人達が巷で自己流コーチングをやっているという連絡を受けた。

苫米地式を名乗れるコーチは、苫米地アカデミーで1年間のインテンシブな認定プログラムを修了し、所定の審査の上、本部と契約を結んだ認定コーチだけだ。苫米地アカデミーのカリキュラムは過去数年分の全課程も動画で学ぶ膨大な知識を研鑽する場だ。コーチングは巨大なシステムであり、緻密な理論で成り立っているので自己流で手を出せるシロモノではない。

また、認定コーチは事前に本部所定のコーチング契約を必ずクライアントと結んでからコーチングをする。それら手続きを踏んでない人は間違いなく偽物だ。コーチングについては、啓蒙書を沢山書いているが、何冊読んでも書物で学べるものではない。鍼灸を本で学んだだけの人にハリをうたれたら危ないのと同じだ。本で学んだだけのコーチングは、受けない方がいいぐらい危ない。宣伝が上手な人達ほど危ないのは他の業界と同じだ。事実、僕のコーチングはWebなどで広告したり、クライアント募集したことは一度もない。

苫米地式認定コーチは、リストが以下にある。

http://tomabechicoaching.jp/search

ここにない人は、いくらそれらしいことを宣伝していても偽物だ。私の名前を装ったサイトまであるそうだからよくよく注意して欲しい。上記リストは順不同で、リロード毎に並び変えられるから、順番は経験値とか一切関係ないことを付け加えておく。

当然のことながら、いくら苫米地式を名乗られても、上記リストにない人達について問い合わせられても答えようがない。

言動からその人物が本物の苫米地式コーチであるか否かを見破る簡単な方法を一つ紹介する。

それは、過去について話題にするか否かだ。

苫米地式コーチはクライアントの過去を一切話題にしない。

苫米地式コーチは、“時間は未来から過去に流れる”という言い方をするが、未来に現状の外側にゴールに設定し、そのゴールをクライアントが自分は達成出来る人物だというエフィカシーを上げるお手伝いをする。その過程で、未来にしか関わらない。現在や過去には一切関わらない。苫米地式コーチは、昨日まで起きたことは、明日起きることに1%も関係ないと教える。過去が未来に与える影響はゼロパーセントと断言する。だからクライアントが過去について話し始めたら、過去はあなたの未来に一切関係ないと伝え、話題を変えてもらう。

だから、クライアントの過去について、質問したり、話題にする自称苫米地式コーチがいたら、それは偽物だ。本物の苫米地式コーチは、一切過去を話題にしない。過去に起きたことは未来に起こることに一切関係ないという立場を貫くからだ。

コーチングを日本に本格導入して昨年で10年経った。コーチングは普及し、その分偽物も増えた。偽物のコーチングは受けない方がいいぐらい危ないということをよく認識して欲しい。