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『カジノのは日本を救うのか?』(サイゾー刊)
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衆議院解散で、今国会では審議されず、来年に先送りになかったが、与党も野党も推進してるカジノ法案、確かに利権は大きいが、本当に日本に必要なのかは、この機会に衆議院選でもしっかりと争点とすべき。

特に、カジノ法案推進で必ず話題になるマカオの経済規模の7割以上が、実はジャンケット経由の収入であるということが国民に知らされていないまま、法案が自動的に通る可能性が高い。

マカオでは、年間数兆円の掛け金がジャンケットの融通でカジノを通るが、さらにジャンケットでの収益を利回り商品にして、金融派生商品にもされており、この想定元本となると桁違いの世界。もちろんこれらの収入は国民のものではなく、外資系ジャンケットと、外資系金融企業の収益である。

このジャンケットのカラクリを知らずに、カジノ法案の是非は語れない。また、ジャンケットには、下のウォールストリートジャーナル記事にあるように行方不明者が出ている程の社会的ハイリスクがあり、マネーロンダリングの温床ともされている。

http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303493804579536941596403238

にもかかわらず、カジノ推進のために書かれたカジノ法案関連書籍にはジャンケットのことは意図的か否かは別にして全く書かれていない。

本書ではジャンケットのカラクリも初めて解説し、また、日本にカジノを誘致するメリット、デメリットを出来るだけ中立に書いた。

出来れば、国会議員全員に読んで欲しいし、皆さんの地元の衆議院議員候補に、本書を読んでシステムを理解した上で、日本版カジノにおいてジャンケットをどうするか、公開質問をして欲しい。ジャンケットを入れなければ、カジノの売り上げは激減し、韓国のように経営が成り立たないカジノが続出するだろう。

ジャンケットを入れるなら、日本にマネーロンダリングや、当局がコントロール不能なデリバティブ経済を導入することになる。それらの両面をよく吟味した上でのカジノ法案賛否なのかを、地元選挙区の候補に質問して欲しい。

アマゾンキャンペーンは本日19時からだが、それ以前の購入も応募対象にした。また、本書は、書籍とKindle版の同時発売という新しい試みであり、Kindle版もキャンペーン対象になるので、是非応募して欲しい。

消費税増税は先伸ばしということで、衆院選の争点になりにくい。もちろん、原発、TPPもあるが、何と言っても、今回の衆院選の中心争点は、ポストアベノミクスの経済運営だろう。その目玉がマカオのジャンケットに頼った、中国の大金持ちの外貨交換を目当てにしたカジノ運営でいいのかは、よく吟味すべきで、自民、民主の両方の賛成で国民の審議なしで、音もなく、次期国会を通過というのは、民主主義に反していると思う。



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書籍、Kindle版共に以下のリンクにある。
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2014/11/21(金)19:00 〜 12/1(月)19:00 (10日間限定)

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