私のゴールである世界の戦争と差別をなくすことの一環として、世界の飢餓をなくすプロジェクトを各国のリーダー達に提案してきたが、ようやく具体化し始めてきた。これに合わせて、一般財団法人苫米地国際食糧支援機構(Tomabechi World Food Aid Foundation) を10月1日に設立した。財団法人名にわざわざ苫米地の名前を入れたのは、既に大統領や元大統領を含む一部の海外の大使や商工会議所などでは、Tomabechi FoundationやTomabechi Food Projectの名前で、私の「世界の飢餓をなくすプロジェクト」が知られているのと、あくまでも民間の財団であることを明確にするためだ。

とりあえず、海外のトップに提案を始めている財団のコンセプト図を日本語と英語でここにあげる。近々、このブログで様々な分野でのボランティアも募集する予定だ。

コンセプト図だけであえてここでは解説は書かないので、図だけではわかりづらいと思うが、プロジェクト賛同者には具体的に説明している。簡単に言うと、各国に土地を提供してもらい、そこに、財団が資金とノウハウを提供して、現地で雇用を創出した上で、作物を飢餓の地域に食糧にして送るという単純な方式だ。ただ、現地で作られた作物の加工食品を付加価値商品として土地の提供国は販売し外貨を稼げるようにする。また、土地の提供国は、このプロジェクトに対して税制などでなんらかの優遇措置をしてもらうことをお願いしている。また、飢餓地域におくる理想的な食糧の研究も重要なテーマだ。

全世界で12億人が飢餓状態にあるという事実を厳しく受け止めて、皆さんにも是非、協力をお願いしたい。

コンセプト図 
日本語 
苫米地国際食糧支援概要

英語 
World Food Aid (Tomabechi Food Project) Conceptual Diagram