六本木に来れば、ご主人様と奴隷の関係を好む性的嗜好の持ち主は、いくらでもいる。最近聞いたケースでは、こうした人たちは、「奴隷契約書」と呼ばれる証文まで交わしているという話だ。従って、あくまで、性的嗜好の話であり、普通とは大分違うが、主人と奴隷の間の同意のある関係だ。
この容疑者は、同意なく、暴行、監禁を繰り返したという意味でも、極悪非道なやつであり、彼の行なったことは、ただの犯罪行為に過ぎない。また、親に異常に甘やかされた犯罪者に過ぎないというべきだ。(日本テレビ、ザ・ワイドによれば、1ヶ月に仕送りが40万円もあったそうだ。) 親も、犯罪の責任は免れまい。
「洗脳原論」でも書いたが、支配・従属の関係を好む人たちは私の周りでも確実に増えている。この事件をきっかけにして、むしろ、社会の中で、従属関係を好む人間が増えていることを、よく考えてみることも重要だ。
容疑者の愛読者よりも、私の著著の「大好き!今日からの私」の方が、はるかに実践的だと思う人もクリック!→
宝島社新刊、大好き!今日からのわたし。 ~愛される心とからだををつくる秘密の呪文集~5月20日発売、アマゾンで予約受付中。一目惚れさせるサブリミナル心理戦略が満載。勿論、男性読者にも役立つ秘伝の技を開示。