ドクター苫米地ブログ − Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog

苫米地英人博士のオフィシャルブログ --- Dr. Hideto Tomabechi's functional ringtone was featured in Discovery Channel. He heads Dr. Tomabechi Works. He also is an Adjuct Fellow at CyLab, Carnegie Mellon University.

2005年03月

堀江/亀淵トップ会談は、私の足下で行われたぞ

今ニュースで流れている堀江君とニッポン放送亀淵社長の会談は、永谷リュード六本木の1階「彩季」であったらしい。おいおい、すぐ上は私の「着うた」づくりのスタジオだぞ。昨日は、4月から発表の奇跡の着うた「目が覚める」着うたの最終仕上げだった。かなり大きい音出してたけど、うるさくなかったかな。生音の「目が覚める」着うたで、カメブチさんも大分目が覚めたかな。

因みにドクター苫米地ワークスの「奇跡の着うた」は、このサーチで、アーティスト半角カナのところに、「トマベチワークス」といれると検索できるぞ。

国松長官狙撃事件から10年経った、解決を強く望む

10年前の1995年3月30日に「国松長官狙撃事件」があった。未だに事件の解決がされていない。私が小杉元巡査長と面談してすでに9年が経つが、私の見方は当時から一貫して変わっていない。この事件は何とかして解決して欲しい。勿論、今後も最大限の協力を惜しまないつもりだ。

電子透かしもそろそろ本格稼働だ

今日は、デジタルコンテンツ協会(DCAJ)でやってる経済産業省予算の動画配信に関わる電子透かしのガイドラインの委員会の最終委員会に出てきた。IBM、日立、富士通などの各メーカとテレビ局、大手プロバイダーなども参加する委員会なのだけど、結論は、「電子透かし」そろそろ、本格的に映像コンテンツに入れますよという感じ。MPEG圧縮したり、アナログコピーしたりしても、そう簡単に消えないし。勿論、委員会以外ではマル秘の特別な防犯対策も議事録に残さないよう立ち話で今日は話し合ってきたし。そろそろ動画コンテンツの不正二次使用は捕まりますよ。

Broadcast.comのCuban、P2P企業へ資金提供

これって、一時のファイルローグと私の関係みたい。勿論、資金援助はできなかったけど。あの時堀江君が手伝ってくれてたらなあ。

 勿論、P2Pは今からでも充分間に合うけど。氏家会長とYahooのサポートも悪くないけど。次世代P2P、3年がかりでできたし。

Cubanってキューバ人ていう単語だよねえ。

カーネギーメロン学長来日、CMU恐るべし

母校のカーネギーメロン大学(CMU)の学長が来日して、同窓会があった。CMUは計算機科学では全米トップ校。国防総省の研究予算割当も桁違いのダントツトップ。さらっと、「去年は、教授のうち二人がノーベル賞を受賞しました」と言っていた。知らなかった。今更ながらカーネギーメロン恐るべし。CMUは、サイバーセキュリティの米国の研究・防衛拠点なんだが、兵庫県の援助で神戸にCylab日本支部をつくるそうだ

同窓会には、ビジネススクールの卒業生が沢山きていた。学長と立ち話してたとき、「ビジネススクールも最近はトップランクなんだよ」と言われたので、検索してみたら、なんと、ウォールストリートジャーナルのランキングでトップ2だった。知らなかった。CMU恐るべし。

ところで、学部の応募は10数倍の倍率だとか。私は、CMUの日本からの応募の面接官をやっていますので、もし学部または大学院に進学ご興味の方はご連絡ください。

因みに今回の学長来日の動機は、CMUへの寄付の募集だそうで、Tepperさんというひとから5500万ドル、ビルゲイツから2000万ドル寄付を受けたそうで、ビジネススクールの名前は、それでTepperスクールに変わったそう。

どなたか、50億円ぐらい寄付して、学部名を自分の名前にしたら。100億円ぐらい寄付したら、Horiemon School of Computer Science, Carnegie Mellon Univeristy に出来ると思うけど。堀江君、フジテレビよりははるかにいいぞ。学部名は最初に付けた名前が永遠に残るし。計算機科学はまだ個人名がついてないぞ。

その他の皆さんの寄付もよろしくお願い致します。金額の大小に関わらず、寄付をお願い頂ける方は、是非、私にご連絡ください。

加藤ローサとサブリミナル効果、どうする堀江君?

加藤ローサの上海冷茶のCMのサブリミナル的な効果について、コメントをある代理店から求められた。CM見てみた。確かに、独特なリズムで悩ましい腰つきはサブリミナル的ではあるとは思った。音のリズムがいいよね。私がやれば、もっと加藤ローサの魅力を伝えるサブリミナルの技は数十通りはたちどころに思いつくが。。。そのコメントをテレビ東京のバラエティのプロデューサに話しをしたら、感激していた。おっと、商品の魅力を伝えるのがCMの役目だった。いけない。いけない。でも加藤ローサは相手にしたいね。どうする堀江君? 

フジテレビ設計の丹下健三氏と御影石疑惑

丹下健三氏が亡くなった。丹下健三氏といえば、 総工費1569 億円という当時では最高額レベルの建築物として、話題を呼んだ東京都庁と、今話題のフジテレビのお台場の本社ビルの設計が特に有名だ。都庁は、お墓にしか使われない御影石を外壁に使ったのでも名をはせた。スペインなどでも御影石のビルをみて、なんじゃと思ったら、丹下健三氏の設計であったということもあった。実際、都庁の御影石もスペイン産のものをイタリアの超高級加工会社で加工したという話。御影石は国産でも産出量は豊富で品質はいいが、何故か輸入石材が使われた。実際、都庁建設の折には、その御影石の出所をめぐって、いろいろな情報が飛び交った。一つは、原価と価格との違い、そしてもう一つは、妻の会社をめぐる話。老年の丹下健三氏を支えた年の離れた妻の会社と御影石との関係について調べるべきだということだけを書いておこう。

十数年前のゼネコン汚職の折りも丹下健三氏の周囲が調査報道の対象になったのも事実。そのため、フジサンケイが出した世界文化賞を受賞した折にも、他社の取材に囲まれたことも記憶に新しい。その丹下健三氏が設計したお台場のフジテレビ本社は、建築当初から旧体制の遺物という負の側面を抱えた建物であったと言えるだろう。ある意味、今日のフジテレビの狼狽ぶりは、あらかじめ約束されたものであったと言えるかもしれない。それどころか、日本がだめになったのは、あの東京都庁墓石ビルのせいかもしれない。

少なくとも、都庁ビルは、私がかつて三菱地所時代に買収に関わったロックフェラーセンタービルと比べるとかなり醜悪だ。

追伸: 堀江社長に攻めまくられたフジテレビ日枝会長だか、今日の記者会見には顔を出していない。体の調子でも悪いのだろうか? 

報道される側のテレビ局社員、ラジオ局社員とコンテンツの向上

今日の結果も堀江社長おめでとう。
ところで、フジテレビ/ニッポン放送vsライブドアの報道を見ていて、当たり前だけど面白いことに気がついた。フジテレビ社員やニッポン放送社員が他局の報道人達にマイクやカメラを向けられて、そそくさと逃げるようにマスコミを避ける姿だ。西武鉄道やコクドの社員がマスコミにマイクを向けられた時の様子と変わらない。やはり、テレビ局社員、ラジオ局社員といってもサラリーマンなんだなあ。でも、彼らが普通のサラリーマンと違うのは、桁違いに高給取りだということだ。当事者にとっては生活がかかっているから大問題だろうけど、単純に、番組制作費のトータルを変えずに、例えばフジテレビ社員の給与を、下請け制作会社の社員と同じ水準にすることにより、実質制作費を増額すれば、コンテンツの質は大きく向上するのではないか? それで辞めるという人が出れば、益々、コンテンツの質は向上しないか? (その人の能力の問題ということではなく、その人1人分で、3人下請けを雇えるということで)。

岸本 周平氏(国際大学GLOCOMフェロー)を引用する。「日経エンタテイメントの人件費調査によれば(2003年9月号)、テレビ局の最高はフジテレビで平均年収1497万円(平均年齢39.8歳)であり、アニメ業界でトップの東映アニメーションの平均年収707万円(平均年齢40.2歳)の倍以上となっている。アニメ業界2番手のトムス・エンタテイメントの平均年収は482万円(平均年齢33.6歳)であるが、制作会社の多くはもっと低い給与水準で仕事をしている状況である。」だそうだ。制作会社の多くはもっと低い給与水準というのだから、業界就労人口で加重平均すれば、下請け制作会社の平均年収は、450万円を割るということだろう。要するに下請け制作会社の平均年収の3倍は、テレビ局社員はもらっているということだ。だから上でいったように、フジテレビ社員1人分の給与で、下請け制作会社で3人雇用できるということだ。

というか、同年齢で、同じ仕事していて、会社が違うだけで、一方は1500万円、一方が、450万円と、1000万円も金額が違うのは、何かヘンではないか? ITとかの業界では、IBMの社員と、社員数人の下請けソフトハウスと比べても、同年齢で、そんなに金額違わないぞ。

あまり、ドラスティックにしなくても、これは、例えば、フジテレビの社員の平均給与を33%引き下げれば、もう1人、下請け制作会社では人を雇用できるということではないか? 私が知っているテレビの制作の現場では、多くの下請けスタッフはもっと安い賃金で働いているように思えるが。私のカンでは、テレビ局員の給与を33%下げれば、あと、2,3人現場の下請けスタッフを増やせるのではというぐらいに感じるのだが。そうすれば、トータルコストは変わらずに、コンテンツの質はかなり向上するのではないか? 

勿論、人件費のことだけではないだろう。少なくとも、各局があれだけ立派な自社ビルを構えているコストはなんだ。実際に、現場のテレビ局社員は、いいビルを建てて欲しかったのか? ビルに使うより、制作費にまわしてもらった方が、うれしかったのではないか? 各局の経営者はどういう判断で、新社屋建設にあんなにお金をかけたのだ?

これは、ニッポン放送でも同じことだ。だれか、テレビ局かラジオ局の下請け制作会社の人、自分の年齢と年収を、この記事のコメントに匿名で書いてくれないか。

それと、丁度10年前、1995年3月22日は、上九一色村のオウム教団本部施設への強制捜査があった日だ。TBSで下村健一キャスターが言っていたとおり、この日が、河野義行さんの松本サリン事件に関わる容疑が晴れた日だ。まさに、報道被害という言葉がぴったりだったが、テレビ局やラジオ局の人たちも、今回の経験を機に報道される側の気持ちをもう少しは分かってもらえるといいのだが。

オリコンが音楽配信を開始、iTunes Music Storeもよろしく

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1046141/detail
「オリコン<4800>は23日、午後1時から同社の「ORICON STYLE」サイトをリニューアルし 、1曲あたり157円から315円で有料音楽配信サービスを開始」ということだ。オリコン先代の社長が、私の六本木のオフィスに「何か一緒にしないかい」と遊びに来てくれてから、もう6年。あの時は現実化しなかったけど、ついに、始まりましたね。おめでとうございます。

また、「米アップル・コンピューターのiTunes Music Storeが、100万曲以上の有料音楽配信サービスを展開しており、ダウンロード数が3億曲を超えた」ということだけど、iTunes Music Store、日本から購入できるようにはやくならないか。クレジットカードの登録住所が日本だと買わせてくれない。USのAOLのアカウント経由でもクレジットカード住所が日本だとだめ。どこかのだれかが、厳しく日本からは買わせなくしているのに違いなし。どこかの大手がダウンロード販売をしっかり始めるまでは、iTunes Music Storeは上陸させないのかな? ただ、試してないけど、USのプリペイドカードを買えるサイトはあるみたい。そうなんだと思って、他にも探してたら、こういう記事もあった。

ヤフーも参入するというし。そろそろ、iTunes Music Storeも日本上陸かな。

ただ、個人的には、こちらの動きの方が気になる。

ところで、iPod Shuffle、いいねえ。

英語クラスを4月に開設予定、脳機能科学の成果をもりこんで

4月中旬から英語のクラスを開設予定。最新の計算言語理論と機能脳科学の成果を盛り込もうと思っている。何年か前に、「CNNイングリッシュエクスプレス」という雑誌で、「英語脳のつくり方」という連載をやっていたが、その後、色々と新しい研究成果があったので、それを盛り込んだクラスのカリキュラムを現在設計中。成人になってからも、バイリンガルになることを目指すクラス。詳細が決まり次第、案内をこのブログに出す予定。ただ、発音矯正、リスニング、シンタックス、セマンティックスなど、どこから始めるかまだ決めかねているので、リクエストがあったらコメント欄にどうぞ。

「オウム派」中沢新一の愛知万博

自然破壊で問題になった愛知万博は現実にどうなっているのか、この目で見てみたいと思っている。自然破壊もさることながら、一番問題なのは、この博覧会の基本理念の初期策定に中央大学教授の中沢新一※が関わっているということではなかろうか。北上川連携流域フォーラムというのが、平成10年2月に行われている。ここの第2部のパネルディスカッションで、オウムと関係が深く、オウム首謀者の一人とも目される中沢新一がパネリストとして登場し、愛知万博の理念を考えていると紹介されている。

そこで、彼は以下のように語っている。
「先ほど神戸のA少年の話が出ましたが、僕たちがあの事件の報道を見ていて、一番胸を締めつけられたのは、おそらく少年が育ったまちの全景を写した写真だったり、テレビの映像だったと思います。タンク山という山があって、コンクリートで地面を覆って、そこに巨大な住宅群が並んでいる光景を見せつけられたわけです。あれは、今、日本人の心の内面で何が起こっているのかを計る、重要なものさし、バロメーターになると思うんです」。

一番胸を締め付けられたのが、男児が首を切られて、中学校の正門に晒されたという悲惨な殺人という事実ではなく、町の写真や巨大な住宅街の光景というのだから、「殺人」という事実へのラディカルなまでの不感はまさにオウム的だ。現代社会をゆがんだ形で憎んだオウムの思想の柱とも言われた人物らしい発言だが、あの事件の特殊性と、コンクリートの地面とタンクのあった山や住宅街の並びとの因果関係は低い。勿論、オウムはそういった典型的な現代日本社会を破壊すべく、クーデターを計画し、サリンまで撒いた。この中沢新一の発言の背後にはどんな心象風景が隠されているのだろう。そして、その中沢新一が基本理念策定に関わった愛知万博が自然破壊で批判されているというのは、皮肉を通り越して、滑稽ですらある。 

※あの切込隊長に対する記事でさえ、山本一郎君と敬称を付けているのに、中沢新一についてなぜ敬称を省略したかといえば、オウム事件に、内乱予備罪や破防法が適用されていたら、十分彼も容疑者の一員になってもおかしくないと思っているからだ。オウムの洗脳の中心であった石川公一が率いていた法皇官房と関係が深かったことは、常識であるし、私も色々と証言を聞いている。彼を教授においている中央大学には、文部科学省は我々の税金から補助金を出すべきではない。

ブログ世代的Pingと常識的な人たちの限界の話

ブログの世界でのPingという言葉は紛らわしい。実際、いくつかのサイトを見てみると、いわゆるICMPピングがブログの更新Pingや、トラックバックPingで使われているかのように書かれているものまである。これは、間違い。ICMPピングというのは、ネットワークの到達性を確認するために、ネットワーク管理者がたまに打つインターネット上のパケットだ。ブログのやつはあくまで、HTTPプロトコル上のものだ。GetとかPostだ。普通のWebブラウザとかと同じだ。プロトコルのレイヤーが全然違う

ちょっと技術的な話で申し訳ないが、更新Pingであれば、XML-RPC (XMLによる遠隔手続き呼び出し)Interfaceで定義されているweblogUpdates.pingでは、

weblogUpdates.ping (weblogname, weblogurl, changesurl=weblogurl, categoryname="none") returns struct

To tell Weblogs.Com that a weblog has changed, call weblogUpdates.ping on rpc.weblogs.com, port 80, path /RPC2.

と定義されている。トラックバックPingなら、

MovableTypeのTrackBackの定義では、

To send a ping, the client sends an HTTP POST request to the TrackBack Ping URL. The request contents should be of the content type application/x-www-form-urlencoded.

と書かれている。HTTPプロトコルのただのPostというやつだ。(2003年1月まではGetも使われていた。)私のWeblog(略してblog)を更新しましたよ(更新Ping)とか、あなたのWeblogについて私の方で何か書きましたよ(トラックバックPing)というのを、ごく普通のHTTPプロトコル上にXMLフォーマットで情報を送ることによって実現しているのが、ブログのPingだ。だから、ICMPピングとは何の関係もない。Pingなどという紛らわしい言葉をXML-RPCの人たちが使ったからいけないのだけど、混同するのはやめよう。

ところで、ICMPピングは、一時、クラッカーがターゲットのサーバを落とす攻撃に使っていて、巨大なIPパケットを相手に送り付け、対象のマシンを落とす攻撃が、Ping of Deathと言われていた。現在でも、警察庁のサイバーポリスの攻撃カウントには、ICMPピングの数が数えられている。ただ、レイヤーがHTTPレイヤーとなっても、バンバンPingを打つという概念はどうも、私の世代では、無駄なトラフィックを発生させて、良くないものという常識が邪魔してしまう。それを、XML-RPCコミュニティやMovableTypeの若者たちは、Pingを沢山打とうよというのを仕様にしてしまうのだから、我々ARPANET時代の旧世代には、常識外だ。すごいことだ。だからこそ、ブログというメディアが今後、益々発展していく可能性を秘めているのだろう。常識の中に居座っていると、その場所にいること自体が壁や限界を作っていることに気がつかないものだ。なんとアメリカでは、ブログ記者が、史上初めてホワイトハウス記者会見に出席したということだ。これも日本のマスコミの常識外だろう。 ブログはアメリカでは市民権を得たということだ。

フジテレビvsライブドアを見てても、ライブドア世代のやろうとしていることは、CMひとつにしても、フジテレビ世代には、常識外なのだろう。私には、だからこそ、凄い可能性を秘めているように見えるのだが。

因みに、ブログはPingを利用した双方向コミュニケーションを実現しているので、P2Pの方向性上にある。現在の主流は、このlivedoor Blogのように、あくまでもWebサービスであるので、昨日書いたような「ブロードバンドボトルネック」からは抜けられず、サイトに巨大なMPEG動画を置いておくわけにはいかない。各ブログユーザーがブロードバンド配信したら、回線はパンクする。ただ、将来は、各個人がMovable Typeなどを自分のマシンにインストールしてブロードバンド接続するならば、十分にP2Pの一つの方向性になり得るものだ。XMLのパーザは何度も書いたことあるし、HTTPサーバづくりは得意だから、暇な時に、自然言語処理でもつけて、PDAか携帯用のP2PのWebloggingサーバでもつくろうかな。

「仁義なきキンタマ」にご注意、かなり悪質なキンタマのようだ

かなり悪質な「キンタマ」のようなのでご注意。ITメディアにこんな記事がでていた。

因みに「キンタマ」というのは、作者の金子氏の逮捕で話題を呼んだP2Pファイル共有ソフトのWinnyを対象としたトロイの木馬型のウィルス(というかWorm)で、一年ほど前に、結構感染者を出したもの。新種の「仁義なきキンタマ」が最近感染者を出しているらしい。名前からして、仁義がなさそう。早速、沢山のサイトが話題にしている。そういえば、金子氏の逮捕の時は、私もコメントを出した。彼が、立ち上げに私も少しお手伝いをした、通産省(IPA)のいわゆる天才ハッカー養成プログラム(未踏プロジェクト)の卒業生なので、我々は結構慌てた。(因みに、もう一人の未踏天才ハッカーが、当時、私の会社で著作権を守る側のP2Pシステムを対照的に作っていたのでもある。)

何年か前から、「ブロードバンド・ボトルネック」という言い方で説明してきたが、P2Pは、Webでは、沢山のブロードバンドアクセスが一カ所に集中するとサイト側の方でパンクしてどうしようもないという、ブロードバンド時代の致命的な問題を解決する唯一といってもいい技術なんだが、なかなか、アンダーグラウンドなイメージが付きまとい、どうもプロモートしづらい。私がプロモートするからイメージが悪いと皮肉を言われたこともあるが。P2Pは悪役のイメージがぬぐえないが、アメリカではファイル交換企業がビジネスを開始しており、著名な計算機科学者達がこれらの企業の支援を表明している。私もファイルローグ裁判の時には、東京地裁に意見書を出したものだ。

因みに、私が研究代表者として3年がかりで政府予算で作った、著作権管理型のP2PプロジェクトでのV2P技術の研究成果を4月頃には、一般公開する予定。成果の一部は過去に論文としても発表されている。全世界無償ライセンスのデモ版も提供するから、少しはP2Pの表舞台での普及に役立ってもらえると嬉しい。成果発表時に説明するが、このシステムは、「キンタマ」のようなWormを構造的にかなり作りにくくしているのも特徴だ。また、PDAも対応で、オランダのパートナーはBluetoothが内蔵された欧州版CLIEにのせてみるとか言っていた。今更CLIEと思っていたら、一昨日別な話題でトラックバックした週刊!木村剛見てたら、CLIEが今また売れてるらしい。もちろん、V2P方式は、最近話題のPSPでもいけるし、プラットフォーム化してあるから、対戦型P2Pゲームのプラットフォームにもなる。これも、プライバシー情報などを守ったP2P型対戦ゲームというのは、未来性のある方向性だと思う。

それでは、以下に、今日発見した「仁義なきキンタマ」について解説しているサイトをいくつか列挙しておこう。

http://nemoba.seesaa.net/article/2479117.html
http://www.pblog.net/mt/archives/002542.php
http://pxp.seesaa.net/article/2519230.html
http://wsn.31rsm.ne.jp/~chapel/mt/archives/200503/18-011338.php
http://hiyokokun.blog2.fc2.com/blog-entry-187.html
http://www.jetman.jp/blog/archives/2005/03/post_153.html


それぞれ、参考になるはずだ。
http://wsn.31rsm.ne.jp/~chapel/mt/archives/200503/18-011338.phpに出てる、トレンドマイクロのKウィルスの説明の下の方のファイル名例は、リアルで、P2Pの現在の使われ方をよく示唆しているといえるので、要チェック。



高裁の裁判長はあの鬼頭判事補の弟だった

ライブドアvsニッポン放送の仮処分裁判の東京高裁・鬼頭季郎裁判長は、今から約30年前の有名なロッキード事件で、検事総長の名を騙って当時の三木首相に対して、「田中を不問にせよ」とウソの電話をして、判事を罷免された鬼頭史郎・元京都地裁判事補の実弟。だからといって、あまりくつがえるとは思えないけど。

サリン事件被害者に追悼の意を表します

地下鉄サリン事件から10年たった。被害者に追悼の意を表したい。この日が来るといつも心が痛い。これだけのことをした麻原の全てを暴くのが私の仕事だと思う。


麻原、脳に疾患の疑い濃厚、すぐにでも精神鑑定をすべきでしょう

麻原、脳に疾患の疑い濃厚、すぐにでも精神鑑定をすべき。
ライブドアがフジテレビのLBOやTOBを検討しているといったニュースの後、何気なく流されていたが、昨日の日本テレビの「麻原被告、脳に疾患の可能性」というスクープは新聞協会賞ものの大スクープだ。後追いの共同配信で産経新聞が書いている。(読売、朝日、毎日はなぜか記事が追いついていないようだ。)
 
http://www.sankei.co.jp/news/050317/sha116.htm

『麻原と接見した精神科医の中島節夫(なかじまさだを)・元北里大助教授(67)が共同通信の取材に応じ「器質性脳疾患の疑いが濃厚」との見解を明らかにした。』というのがニュースの要旨。中島先生は、私が尊敬する精神科医の一人で、救急精神医療の分野では第一人者だ。神奈川県下の救急精神医療体制は彼が中心と言って良いだろう。救急精神医療の学会の理事で学会誌も編集しているので、この分野の医療関係者でお世話になっている専門家は多い。要するに、私とは違い、精神医学では本物のエキスパートだ。私もニュースで中島先生がこの件に関わっていたことを初めて知った。中島教授がこの件の発表に踏み切ったことには、この世界のパワーポリティックスを知る私としては、紆余曲折と厳しい局面があっただろうこと、また、発表を妨げようとする様々な妨害があっただろうことは容易に推察される。先生の勇気は、まさに尊敬に値する。

中島先生は、注意深く、「詐病(仮病)の可能性も否定できないが、詐病と判断するにも精神鑑定が必要だ」という言い方をして、やんわり?と精神鑑定のための公判停止申し立てを退けた東京高裁の対応を批判した上で、麻原被告の機能的な器質性脳疾患の疑いを指摘している。もしも、それが正しいとなると、裁判所としても、麻原に死刑判決を出しても刑を執行できないことになるわけで、政治的に右も左も精神鑑定に出したくない根拠は容易に推測できる。これで麻原が「モノほん」のキXXイということが分かったわけだ。ここまでの「モノほん」と、ライブドアの堀江社長を同類と「切込隊長」こと山本一郎君が主張しているのは、14日にも書いたが、いくらなんでも、さすがに切込み違いではなかろうか。

麻原被告の現状で、現在疑われる可能性は、以下の三つ、1)詐病、2)拘禁障害、3)脳機能障害。1)の場合は刑の執行とは全く関係ない; 2)の場合は、死刑と判決を出しても、刑が執行できない可能性がある; 3)の場合は、もしも、サリン事件以前からの障害だと、判決にも影響がある。もちろん、死刑判決でも刑が執行できない可能性がある。 

私が知る当時からの元幹部オウム信者は、当時から麻原は狂っていたと口を揃えているので、3の可能性も否めない。政治的には、まさに、精神鑑定を避けたい状況であるが、オウムの闇が未だ解明されていない現在、国民の知る権利として、単なる精神鑑定にとどまらず、例えばMRIによる診断、それも、できれば機能MRI(fMRI)などを利用した詳細な脳機能的な診断を含めた鑑定をするべきだろう。勿論、fMRIによる解析となれば、これは私の専門分野の一つなので、協力を惜しまないことはいうまでもない。(まだ日本にはfMRIマグネットが一台もない1993年頃から米国でのfMRI研究に関わっていたキャリアをこういうことでこそ活かしたいと思う。)もしも、いくつかの凶悪事件を起こした時点ですでに頭がおかしかったとなると、その麻原を利用した第三者の可能性も浮かび上がってくるわけで、益々、オウムの闇が深まることになり、その場合は、更なる徹底した調査が必要だろう。私自身は、中島先生が言うように、3)の可能性が高いとみている。 因みに、日本テレビのニュースでは、福島章教授は、「麻原は99%詐病である」とコメントしていた。うーん。現在の福島先生の脳は、麻原の脳とおなじく鑑定が必要かも。

マンガにサブリミナルが進出、子供にはすごく効きますよ

漫画の主人公とミズノが契約 野球用具を独占提供

最近、朝日新聞で読んだこの記事の事がずっと気になっている。
サブリミナルという言葉がある。気がつかないところに入っている情報をサブリミナル情報という。識下情報とよく訳される。サブリミナル広告というのは、これを広告に使った場合だ。別にサブリミナルが悪いというわけではない。一時、TBSのニュース番組で麻原の顔がサブリミナル映像で入っていたことが問題になったが、あれは、報道だから問題になったのだ。報道の場合は、表の主張と裏の主張が異なるのが問題で、オウムを批判する報道番組の中で、麻原の顔が画面一杯にアップで映っていたから問題だったのだ。アメリカあたりだったら、放送免許一発取り消し級の大失態だった。ドラマなどでは、怖い効果の演出などに恐ろしげな画像を1フレーム(1/30秒)とかハーフフレーム(1/60秒)とかに挿入するのは、良くあることだったので、そんなノリで現場の制作者が入れてしまったのだろう。とはいうものの、業界では大問題となり、結局放送業界の自主規制で、現在では、普通のドラマにさえ、1フレームサブリミナル映像は入れられていない。私自身は、別にドラマやバラエティの演出にサブリミナル映像を使うのは何の問題もないとは思うが。

 ところで、サブリミナルな情報呈示は、別に動画に1フレーム挿入する方法だけではない。要するに気がつかないところに入っている情報は全てサブリミナル情報となる。視覚情報でいえば、視線外のところは大体サブリミナルだ。例えば、人間は顔を見ると、自然と視線が相手の目に行く。だから、あごのあたりに何か書き込んでおけばサブリミナル情報となる。ニュースキャスターの顔をアップで写して、画面の下に何かテロップを入れれば、それはサブリミナル情報といえる。Tシャツの胸に書いてある言葉は、面と向かっている相手にはサブリミナル情報である。進化の過程で、女性の乳房が丁度、目を見て話しているときのサブリミナルの限界ぐらいのところにあるのは、種の保存の知恵だろう。

ハリウッド映画などでは、主人公の使う携帯電話に何気なく、AT&Tとか、映画のストーリーの中で映っているテレビのブランドにSONYなどと入れられているのを良くみる。あれらは全てサブリミナル広告である。音楽でいえば、可聴領域ぎりぎりの高い周波数に入れる方法もある。また、大きい音が鳴っている時は小さい音が聞きづらい(マスキング効果という)のを利用してぎりぎり聞けないぐらいの小さい音をいれるというサブリミナル技法はよく使われている。高度なものでは、音響スペクトル中に挿入する方法もある。勿論、意識的には聞こえないのが重要で、意識に上がると批判的な意識処理にさらされ効果が一気に下がる。逆に小さすぎると今度は、サブリミナルな情報が伝達されない。その調整がプロの技だ。私自身も独自に発明したサブリミナル技術を利用した音源を使った着うたをドコモとAUの携帯電話向けに提供している。女性の胸が大きくなるとか、彼氏/彼女ができるとかの効果を狙った音源である。サブリミナル音源と、特殊な脳に影響を与える脳機能音源の両方が組み合わされて入っている。(ITMediaの『奇跡の着うた』の取材記事はネットでかなり話題だったらしい。カメラマンがわざとズレたカツラっぽく写真を加工したあれである。もちろん、私ははげてはいないので悪しからず。ただ、近々髪の毛が生える着うたを提供する予定なので、その話題を取材の時に出したので、わざとあんな写真にしたのだろうと推測している。)http://www.tomabechi.com/kiseki.htmlに着うたの利用者からのメールがいくつか出ているが、効果は実験室でのデータ通りだ。

 ところで、サブリミナル情報呈示は、子供には特に影響が強い。1997年にテレビアニメの「ポケモン」を見て、沢山の子供が倒れる事件があった。当時、「光過敏性のてんかん」と分析する医師が多かったが、私は、そうではなく、気分が悪くなる方向にサブリミナル誘導されたものと見ていた。当時の私の文章が、http://www.tomabechi.com/cognitive/pokemon.html
にある。文章は、あまり正確に定義されていなかったサブリミナルという用語を敢えて避けて、それを示唆するような書き方をしていたが、まさに広義のサブリミナルな情報呈示で子供達の気分が悪くなったのだと考えていた。一般に、子供は被暗示性が特に高く、また、識下情報と意識化された情報の境界がゆるやかなせいもあると思うが、サブリミナルな情報呈示によく反応する。だから、サブリミナル広告は特に良く効くはずである。今回朝日新聞に掲載されていたマンガの一コマでは、主人公が構えたバットにミズノのMのロゴが広告として入っている。マンガのストーリーに熱中している子供達には、完全にサブリミナルな情報呈示になる。これは良く効くはずだ。今後、あらゆるマンガに、何気なく広告が挿入されるようになっていくだろう。こういう事態は、いずれ来るだろうとは予想していたが、本当に来た。勿論、これそのものにはなんの問題もない。野球中継で、画面のはじっこに、球場のフェンスに書かれた企業名がちらっと映っているのと同様だ。ここで、言いたいのは、この手の広告はすごく効きますよ、特に子供達には、ということ。それだけだ。ついに子供までもが、巨大広告マーケットにいれられたかという感想だ。

因みに、サブリミナルについては、下條信輔氏の『サブリミナル・マインド』がお勧めだ。サブリミナル広告は、有名な「映画を見ながらポップコーンとコカコーラ」の時代から、一般向けには「サブリミナルはあまり効かないよ」という言い方を学者はしてきたが、「実のところは、かなり良く効くのですよ」というのが、もうひとつ今日言いたかったことだ。「催眠で人は殺せないよ」と、私たち学者が、社会に対するいい意味での「ウソ」をずっとついてきたのと同様。勿論、やりようによっては、催眠で殺人者をしたてることも可能だ。ある意味催眠技術にも類する洗脳技術を使って、殺人(未遂)狙撃犯が作り上げられたことが日本国内で実際にあったことについては、砂防会館での記者会見などで再三にわたって警鐘を促してきているとおりだ。

ライブドア堀江社長おめでとう、そして切込めない切込隊長

ライブドア堀江君おめでとう。彼とはプライベートで飲んだことがある。なかなかの好青年だと思う。フジテレビには友人も多く、勿論、過去にお世話になったことも何度もあるので決して中立な訳ではないが、堀江社長のような青年が成功することを強く願う。ハイテク業界、IT業界は有能な若い人材がどんどん入って来てくれないとなりたたない。そこに、堀江社長のようなニューヒーローがどんどん生まれてきてくれないと、若い優秀な人材はこの業界を目指してくれない。そうならなければ、この業界に未来はない。それは、メディア業界も同様だろう。勿論、こういった業界の未来が日本の未来を決めていくことは間違いない。

堀江社長をバッシングしている切込隊長こと山本一郎君が、オウムと堀江社長率いるライブドアは同類だといった趣旨のことをブログと週刊新潮に書いている。ブログだけならまだしも、あの週刊新潮にも書いているとなると、これを放っておくのは、逆にオウムを知る我々の怠慢といわれるだろう。

山本一郎君のブログから引用しよう。http://kiri.jblog.org/archives/001435.html の「ライブドア騒動と、オウム真理教事件が構造的に酷似している件について」という書き込みであるが、彼は、「※本稿はライブドアが犯罪性のある集団であるという意図ではなく・・・・・誤解のないようにお願いします」とまず冒頭に注意書きを書いているが、一番の問題はここである。

堀江社長率いるライブドアは、法的に問題のあることをしているわけではない。それどころか法の手続きに則って業を行っている。それにも関わらず、あの史上空前の凶悪サリン事件のオウムと同類であるという発言は、まさに、オウムを全く分かっていないとしか言えない。私が怖いのは、オウム事件も10年もたつと、例え社会的にバッシングされていようとも、違法なことを何一つしていない一民間企業の活動が、あのオウムと同じだとネットや週刊誌で堂々と発言する若者が出てくる程、オウム事件は風化してしまったのかということである。そういう日が来ないよう、私も含めて、多くのオウム事件を知る識者は、サリン事件で代表されるオウムの凶悪事件を決して風化させては行けないと叫び続けてきた。それが、今回の山本一郎君の週刊新潮での発言である。まさに、愕然とした。

山本一郎君はオウムとライブドアが同類である根拠として以下の8点をあげている。

1.既存の秩序、体制に対する本質的な対立構造
2.暴走するリーダーと盲従する組織
3.メディアを利用したイメージ戦術
4.民衆の熱狂的支持という収穫
5.事件インフレ
6.組織内の経験の無蓄積と、人材の循環
7.外部に対する無原則な攻撃性、被害者意識
8.メディア利用のアップダウン

それぞれを見てみよう。

まず、山本一郎君は、「既存の秩序、体制に対する本質的な対立構造がオウムとライブドアで特に似ているとする」私はこの主張の理解に苦しむ。オウムは、日本という国を憎み、実際クーデターまで企て、国家転覆の手段として、大量無差別殺人兵器のVXガスやサリンを実際に使用し沢山の何の罪のない人たちを無差別に殺した。堀江社長率いるライブドアは、既存秩序の一つの象徴である、巨大ネットワークキー局であるフジテレビと提携を願い、また、上場企業のニッポン放送を資本市場において傘下に収めつつある。これは、ライブドアが既存の秩序、体制を好み、これをまた、重要視しているからこそではないのか? 堀江社長の指示で、フジテレビやニッポン放送社屋を爆破したとでもいうのか? このようなまるで言葉遊びのような類似点の列挙は、まさに、オウム事件の本質的な無知から来るものとしか思えず、大変残念である。

オウムは、1999年に人類が滅亡すると本気で信じ、そのハルマゲドンの放射線や大洪水から自分たちだけが生き残るために、富士山麓に異様なサティアン群を構え、また、滅亡後の日本国の政府としてオウム内に大臣や省庁をおいた。1996年頃、私が脱洗脳したオウム元信者達をフジテレビに出演させて、「オウムを未だに信じている皆さん、21世紀は必ず来ます。目を覚ましてください」といった趣旨のことを、発言させていたことは記憶に新しい。当時オウムは、本当にハルマゲドンで人類は滅亡すると信じていたのである。そしてそれを自分たちで現実化させるために、実際にサリンまで撒いたのである。あの地下鉄サリン事件は、ちょうど10年前、1995年の3月20日に起きた。このような集団と、資本市場で、ルール通り活動している企業とを同類というのは、まさに無知のなせる技としか思えない。

次に山本一郎君は、オウムとライブドアが同類である根拠として、「暴走するリーダーと盲従する組織」を挙げる。これも正直理解に苦しむ。ライブドア堀江社長は、社長である。取締役会の支持のもと、社長の言うことを社員が聞くのは当たり前である。それは、フジテレビ、ニッポン放送だって同じだ。それを盲従というのは意味が分からない。堀江社長が暴走していると感じているのは、山本一郎君の感想であろう。私は、堀江社長の行動は、一つの経済原理に則ったものに思え、暴走という言葉が当てはまるようにはとても思えない。すくなくとも、松本、地下鉄サリン事件などを引き起こした麻原の「暴走」と同類というのは言葉遊びにしては度が過ぎる。また、ライブドアの社員が堀江社長に従っているのは、雇用契約があるからである。言ってみれば、給料を会社が払っているからである。オウムの場合は、信者が全財産を布施したうえで、麻原に従っていた。これはまさに盲従と言えよう。ただ、盲従しているのはオウムが信者を洗脳しているからである。堀江君は洗脳技術を持っていないし、洗脳などしていない。

次に、山本一郎君は、オウムとライブドアが同類な理由に、「メディアを利用したイメージ戦術」と挙げている。このあたりの主張まで来ると、彼が本気で言っているのではなく、漠然とした感想で言っているのに過ぎないのではと疑いたくなる。メディアを利用したイメージ戦術を企業は広報もしくは宣伝という。そんなことをいったら、サントリーや資生堂の方がはるかにオウムと同類ということになってしまう。電通の顧客は全てオウムという論理だ。その後列挙されている「民衆の熱狂的支持という収穫」、「事件インフレ」、「組織内の経験の無蓄積と、人材の循環」、「外部に対する無原則な攻撃性、被害者意識」、「メディア利用のアップダウン」といった類似性の指摘はまさに言葉遊びの範疇を出ないようだ。誰もオウムを熱狂的に支持していないし、その意味では、ライブドアだってそうだ。オウムは外部に無原則に攻撃性をもっていたのではない、ヴァジラヤーナというとんでもないが、彼らの世界では徹底した原則に則って行われていた。これも山本一郎君のオウムに関する知識の欠如による誤解である。「事件インフレ」、「メディア利用のアップダウン」というのは、昨今のメディア側の特徴であり、オウム事件以外でも、ありとあらゆるメディアの話題を集めた出来事ではよく見られる現象である。山本一郎君の論理ではそれらの中心人物達は皆、麻原と同類ということになってしまう。

 ひとつ、明らかなのは、山本一郎君はどうもオウムのことは何も分かっていないようだ。百歩譲って、堀江社長や彼が率いるライブドアのことを私より良く知っていたとしても、比較する対象のオウムを知らないで、同類だというのは、あまりにも乱暴な発言ではないか? もしかすると、山本一郎君と山本一郎君の周辺関係者は、オウム事件のことを本当に何も知らないのかもしれない。このような乱暴な範疇化を許してしまうほど、オウム事件が風化してしまうことを、サリン被害者を含むオウム事件の被害者や、オウムを深く知る我々は、心から危惧してきたはずだ。地下鉄サリン時間からちょうど10年がたって、まさに、オウム事件は風化してしまったのだと、今感じ、やるせない気持ちが隠せないというのが、正直な感想である。切込隊長も何も切り込めていないようだ。
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クラスは13時から20時半。最初の3,4時間は各分野で経験豊かな師範代による講義と実技。その後私の直接指導による講義と実技。内部表現書き換えは、スポーツや武術のように、実技を徹底して練習することで上手くなる。実技時間を長くするために、基本講義をDVDにしてあるので、ワークスDVDを見てから参加して欲しい。基礎理論のワークスDVDのサイトは http://www.maxpec.net/dvd1/index.html 。また、DVDの内容もクラスでしっかり解説するので、DVDが良く分からない人でも参加して大丈夫。 ワークスDVDの視聴は必須ではないが、クラス参加後になっても、最低でも第一弾と第二弾を見て、理論をしっかり理解して欲しい。最近顕著に初心者に教えるノウハウも進化している。また、最近内容が更に進化しているので、過去の卒業生にも是非再受講を勧める。

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統合内部表現の書換えを技術を指導する。更に空手、合気道、柔道、中国拳法などの師範で、古武術の鍛錬を積んだ師範代達による非言語内部表現の書換を指導する。もちろん、安全な環境での実技指導であり、女性や高齢者でも全く問題はない。総合医療的なアプローチに加えて、東洋医学的な医療気功と古武術の関係についても探求する。

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