「音楽自体が肌をきれいさせたり、胸を大きくしたりするというのは、まゆつばものですね」と批判している。
うーん。複雑な心境。というのは、岩宮教授が言っている事自体は間違っていないからだ。私の機能着うた、「奇跡の着うた」では、音楽は、単に、仕掛けたサブリミナル機能音源をマスキングするための道具で、音楽そのものには、何の効果もない。だから、岩宮教授の言っているのは、基本的に間違いではない。ただ、まるで、私の着うたが、そういうものであり、また効果がないと有識者が言っていると確実に誤解を与える記事だ。
朝日新聞東京本社・週刊朝日編集部の稲石俊章記者、君を真摯な取材と誉めたのは、間違いだったよ。4時間近くも時間を割いて説明したのに、一番基本の、「音楽そのものには何の効果もない、音楽で隠してある機能音源に効果がある」という私の基本的な説明を何度も繰り返ししたのに、根本的に誤った記事としている。確信犯としか思えない。
勿論、岩宮教授も、まずは、批判する前に、サイトぐらい見てくれれば、音楽ではなく、後ろに入れてある特殊な音源に効果があるとしっかり書かれているから、そういう誤解はなかったのではないか。どちらにしても、分野は違うとはいえ、学位を持っている別な学者の仕事に、調べもせず、雰囲気だけで、「まゆつばものですね」というのは、訴訟リスクは覚悟しての上か。
で、岩宮教授、どういうひとかネットでみてみたら、音響工学の人だった。音環境調査分析とかをしているらしい。元々は九州芸術工科大学の助手で音響を研究していた工学屋さんらしい。どう調べても、サブリミナルメッセージや無意識と脳機能などについては、全くの素人だぞ。こういう人に「まゆつばもの」などとコメントさせて、「週刊朝日」、最初から喧嘩売るつもりだったのか? もしそうなら、勿論、売られた喧嘩は買うぞ。 まずは、せこいけど、今日付で自宅の朝日新聞は解約。ライブドアスクープの読売にでも乗り換えようかな。いや、何と言っても、今はフジサンケイが旬か?
そういえば、10年前、小杉問題で叩かれた時には、「機能脳科学」という学問などないと日本の学者に叩かれたなあ。あれを思い出した。
これがコンサルティングならかなり料金を取っていた長時間の取材が、これだから、日本のジャーナリズムは大丈夫か→
残念ながらそういうレベルの人はマスメディアには多いですよ。
あるモノやコトについての記事を書く場合、自分たちの考えを補強する
(権威づける)ために、大学の先生や有名な評論家に意見を聞き、
その中から自分たちに都合のいい部分を抜き出して紹介するのです。
つまり、「奇跡の着うた」というサービスがあるらしい、どうも
眉唾もの(スミマセン)なので、そうコメントしてくれそうな人に
話を聞き、言質を取れるように誘導して記事にするという具合です。
第三者にコメントをもらい、自分たちは責任を逃れるという図式ですね。
普通は長時間取材した上で予定稿と違う(思ったのと違う)ことが
分かった場合は、記事の流れを変えるか叩けないのでボツにするかの
どちらかだと思うんですけどね。
さすが朝日はやることが徹底しているなぁ、と思った人もここを
クリック→という感じですね。